白磁に遊ぶ丸紋に彩られた吉祥文様の四君子「蘭・竹・菊・梅」。
永続を意味する「西海波」で可憐に演出。

寿赤絵＝ことぶきあかえは吉祥紋様で描かれた深川製磁の特徴的な晴れの日の贈り物などにも人気高いシリーズ。
白き磁肌に遊ぶ丸紋は、西洋のドット模様を連想させモダンな印象を与えます。
また、丸紋に丹念に描かれた五つの絵は、古来、吉祥文様である四君子「蘭・竹・菊・梅」とその永続を意図した「西海波」を
赤絵付けしたものです。

伝統を継ぐ、愛らしい器たち

明治期の深川忠次が描いた図案をもとにした千鳥の器は、時代を超えて愛され続けてきた深川製磁の象徴的な作品のひとつです。
ふっくらとした可憐な姿をかたちどったフォルムに白磁のコントラストが美しく、
晴れの日の食卓をいっそう雅やかに演出します。

金彩を添えた、上質な「お急須」

寿赤絵のお急須は、昔ながらの技法を踏襲しながら、蓋のつまみに金彩を施した特別な仕上げ。
細部にまで丁寧に巻かれた金彩は、深川製磁の職人技の結晶です。
湯を静かに注ぎ、急須でじっくりとお茶を淹れるひとときは、日々の暮らしに静かな豊かさをもたらしてくれます。

お正月を格調高く迎える

一年の始まりを寿ぐお正月。
日本には、無病息災や家内安全を願って「お屠蘇（とそ）」をいただく伝統があります。

◇屠蘇器揃（とそき そろえ）

屠蘇器揃は、お屠蘇をいただくための特別な器。
寿赤絵の吉祥文様をまとった屠蘇器揃は、家族の健康を願う心と年の節目を重んじる日本の文化を、
美しく象徴する一式です。
屠蘇器には、三つ重ねの盃が揃い、お正月のしつらえを格調高く整えます。
丸紋に描かれた吉祥文様が、新年の祈りをさらに晴れやかに彩ってくれます。

◇二段重

晴れの日の食卓に欠かせない二段重も、寿赤絵の赤絵付けが美しく映える品です。
おせち料理や祝い肴を入れるほか、家族や親しい人との集まりにも活躍。
古典的な意匠でありながら、丸紋の遊び心が現代の食卓にも調和します。

日本のお正月と屠蘇の作法

新しく始まる一年の邪気を払い、長寿を願ってお正月にいただく縁起物のお酒であり、風習のこと。

1. 最年長者が最年少者にお屠蘇を注く。（飲む人の右側から注ぐのが昔からの形式。）（地域によって異なります）

2. 最年少者が飲む。
   三段重ねの盃の場合は、小→中→大の順でそれぞれ少量を1杯ずついただく。
   清らかな気持ちで新年を迎えるという意味が込められています。

3. 飲み終わった最年少者が2番目に若い人に注ぎ飲むというように、年少者から年長者へという順でいただく。
   ※厄年の方がいる場合は、他の人に厄を祓う力を分けてもらうため、最後に飲みます。
   年少者から年長者へという順で飲む理由は、若者の活発な生気を年長者が飲み取るという説があるそうです。

元旦の朝にいただく無病息災を願う、日本ならではの厄除けの風習。
新年のお屠蘇をいただくことで、家族の門出を美しく祝うことができます。

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寿赤絵は、「長寿」「健やかさ」「永続」を象徴する文様が描かれた縁起の良いシリーズ。
結婚祝い、新築祝い、長寿のお祝い、お正月の贈り物にもふさわしい上質な器です。

深川製磁の白磁の美しさと、赤絵の柔らかな華やぎをまとった寿赤絵。
日常の中に寄り添いながら、特別な日の記憶を豊かにしてくれる器たちを、ぜひオンラインストアでご覧ください。

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