商品番号
3410756
130周年記念作品
★古代青磁釉椿文様 陶箱
青磁は、何世紀も世界中の人を魅了してきた陶磁器として知られています。
その魅力は、黄褐色からオリーブグリーンまで窯変(ようへん)する色模様にあると言っても良いでしょう。そこに青磁の面白みがあり、愛好家を惹きつけてやまない宝石と呼ばれる所以があると考えています。
これまでの深川製磁の青磁を見ると、鍋島様式にも見られるような染付と青磁を併せたデザインが施されているのが分かります。恐らく、中国青磁や李朝青磁との区別を図ったのでは無いかと思われます。
この度の「古代青磁椿文」は、蒐集家へのコレクションアイテムとしてデザイン致しました。特にこだわったのは、泉山陶土を配合した独自の青磁釉を自社で作った事です。この効果によって渋いオリーブグリーンの色を持ち、かつ透明感を持つこれまでに無い美しい青磁となりました。
伝統工芸士馬場松華は、強い濃淡で椿を描くことによってこの青磁釉の美しさを際立たせております。また、内側の「見込み」は敢えて白磁を残しており、その事がかえって、現代性を持たせているのではと考えています。
青磁は、中国で生まれ遥かアフリカ大陸まで旅をする程、世界中に愛好されてきた陶磁器です。130周年の記念には、必要な陶磁技法と思い挑戦いたしました。
陶箱には初代忠次が愛した古文書入れを復刻したもので、鍵はありませんが、大事なものを収めていると判るように、紐結びの彫刻をお洒落に彫刻しています。
深川製磁の工芸の魅力をお楽しみください。
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5,000
ポイント進呈 ]