明治意匠鳳凰外赤　小瓶

¥ 55,000 税込

明治27年、有田に工房を設立した深川忠次は、1900年パリ万国博覧会で名誉金牌を受賞。その後、欧州へ輸出を行い、日本の工芸磁器はジャポニスムの流行にアール・ヌーヴォーにも影響を与えました。

本作品は、当時の輸出用デザインとフォルムを、現代の職人が丹念に再現したものです。赤地に映える染付の鳳凰が、優雅に舞う姿を描き出しています。鳳凰は古来より「平和と繁栄の象徴」とされ、吉兆をもたらす瑞鳥として親しまれてきました。

小ぶりながらも存在感のある仕上がりは、飾るだけで小粋な佇まいをお楽しみいただけます。小さな器の中に、美しい明治期の意匠をお楽しみください。