7/31迄工芸コレクションフェア　お取り寄せしました瑠璃地釉下彩紫陽花図　花生

¥ 330,000 税込

本作は、人間国宝・井上萬二先生監修のもと、深川製磁の誇る職人たちが技と感性を尽くして生み出した逸品です。
艶やかな瑠璃の地に、瑞々しく咲き誇る紫陽花を描いた本作品には、有田焼の中でも特に高度な技法「釉下彩（ゆうかさい）」が用いられています。
これは、釉薬の下に絵付けを施すことで、絵柄に透明感と深みが生まれる美しくも極めて難易度の高い手法。失敗が許されない工程を、卓越した技術で乗り越えたからこそ完成した、まさに“命を吹き込まれた花瓶”です。美しいフォルムと確かな存在感。明治有田焼が持つ瑞々しさと力強さを現代に受け継ぐこの花生は、伝統と革新、職人の魂が一つになった結晶とも言えるでしょう。
日本の美意識が息づく「自然の美しさ」を、お楽しみいただけましたら幸いです。