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枠にとどまらない!蕎麦猪口の世界

枠にとどまらない!蕎麦猪口の世界

猪口(ちょこ)といえば皆さん何を連想されますか。
名前にもあるようにイノシシの口のような尖ったカタチから、小さな器を「猪口(ちょく)」→「ちょこ」と
呼ばれるようになり、日本酒を飲むときに使う小さな器を「おちょこ」、そして会席料理の際にお刺身や
和え物を入れる向こう付け用の小鉢として、少し大きめに作ったのが「蕎麦猪口」の形の起源と言われています。
片手で持ったときの”8cm✕6cm”の小粋なフォルムは想像以上の働きをしてくれます。
今回は、古典的な文様から高台裏まで、深川製磁の蕎麦猪口について、詳しくご紹介いたします。

木賊 明治型蕎麦猪口 径 9cm ✕高 6cm

木賊(とくさ)は、植物をモチーフにしており、すっと伸びたその佇まいから、華やかな花にはない
詫び寂び(わびさび)があります。
この木賊をモチーフにした意匠は古来から多くありますが、シンプルなモチーフなだけに
描き手のセンスが問われる意匠ともいえます。

染付亀 削り型蕎麦猪口 径 8cm ✕高 6cm

亀好きにはたまらない白磁にブルーで描いた亀が可愛らしい工芸的な蕎麦猪口です。
「亀は万年」とも云われ、長寿を象徴しています。


そして、高台裏をみると、二重高台になっており、削り職人の粋を感じられます。

古代縞 削り型蕎麦猪口径 8cm ✕高 6cm

そば猪口の個性的なかたちに合わせ、絵具や筆使いを変えて縞の可愛らしさや力強さを表現しています。
着物の絵柄として使われてきた縞模様は、江戸時代にすらりとした細身のシルエットが美しいとされ、
タテ縞は体のラインを美しく見せるのに効果的で、当時から美意識を満たすものとして注文を集めたと
云われています。


染付亀同様、高台裏をみる二重高台になっており、削り職人の粋を感じられます。

子持ち縞 竹型蕎麦猪口 径8cm✕高6.5cm

子持ち縞とは 太い縞に細い縞を添わせた縞模様を表しています。
遠目に見ると余白の白も縞に見え、二本の太縞の間に細い縞を一本入れたものは、祝いの印として
婚礼用に用いられます。優しい黄釉のお色がカップ全体を調和しています。


お蕎麦やお素麺の出汁入れにはもちろん、湯呑や小鉢としてもお使いいただけます。
また、焼酎がお好きな方には小ぶりのロックカップとして。
そして、アイスやデザートにも使えたら、蕎麦猪口の世界が広がりますね。
用途が広く、ふだんの食卓にも来客時にも活躍する蕎麦猪口。

お気に入りのうつわを見つけて、自分だけの使い方を探してみませんか。趣向を凝らしたそれぞれの文様を
ひとつずつ集めるのも、豊かな暮らしの醍醐味ではないでしょうか。

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